雪解け蜜:純白の雪の下で育った甘いイチゴ

デザイナー:古代慎吾が描く贈り物のパッケージ

古代慎吾が手掛けた「雪解け蜜」は、熊本県水上村で生産される高糖度のブランドイチゴのパッケージデザイン。雪が溶ける時期に収穫される甘いイチゴをイメージしたデザインが特徴的だ。

古代慎吾は、純白の雪の下で収穫される甘いイチゴの情景を想像し、そのイメージをパッケージに表現した。テクスチャーのあるパステルボードボックスに、降り積もる雪を表現した。

「雪解け蜜」は、熊本県水上村で生産される高糖度のブランドイチゴ。美しい高地に位置し、熊川の源流がある「水上村」で生産される。ネーミング、ロゴ、パッケージデザインを手掛け、デザインのコンセプトは雪が溶ける時期に収穫される甘いイチゴである。

このデザインは赤い箔押しを用いて実現されている。パステルボードボックスの上に蓋があり、その上にイチゴのデザインが箔押しで施されている。このパッケージは、自宅での食用ではなく、贈り物として販売されることを想定している。堅牢なボックスに入れて販売することで、高級感を演出している。

「甘いイチゴ」のコンセプトをどのように表現するかに苦労したが、ネーミングとロゴのデザインによって問題を解決した。また、このデザインは2019年に熊本県水上村の依頼により作成された。

「雪解け蜜」は、高糖度のイチゴのブランドで、日本の南端に位置する島、九州の熊本県水上村で生産されている。このイチゴは、熊本県最大の川である熊川の源流がある高地の村、水上村で雪が溶ける時期に収穫される。パッケージデザインは、純白の紙で覆われたボックスに赤い箔押しでイチゴのデザインを表現し、コンセプトを表現している。

このデザインは、2022年にA'パッケージデザイン賞のブロンズを受賞した。A'デザイン賞のブロンズは、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを取り入れ、強力な技術的・創造的スキルを発揮し、生活の質を向上させ、世界をより良い場所にする優れた、創造的なデザインに授与される。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: SHINGO FURUSHO
画像クレジット: Image #1: Photographer Katsuhiro Hirata, Variations, 2019. Image #2: Photographer Katsuhiro Hirata, Variations, 2019. Image #3: Photographer Katsuhiro Hirata, Variations, 2019.
プロジェクトチームのメンバー: SHINGO FURUSHO
プロジェクト名: Yukidoke Mitsu
プロジェクトのクライアント: SHINGO FURUSHO


Yukidoke Mitsu IMG #2
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Yukidoke Mitsu IMG #5
Yukidoke Mitsu IMG #5

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